患者様の声
Hくんのママにインタビューさせて頂きました!
Q. 橋本先生とは出会う前はどんな状況でしたか?
お医者さんから「お子さんはPVLです」と診断されたときは、頭が真っ白になりました。最初は泣いてばっかりでした。初めてのことで誰に相談すれば良いかも分からず、とにかくネットでPVLについて散々調べました。でも色んな情報が溢れていて、嫌な情報も多くて…そのうち混乱して余計に気持ちが不安定になっていました。
Q.どんな経緯で橋本先生と出会ったのですか?
たまたまNICUの卒業生の集まりに、同じ病気の子のママが参加していたんです。しかもその子は歩けている!という話だったので、私にとっては一筋の希望を見つけたような感覚でした。お医者さんからは、「もしかしたらこのまま歩けないかもしれません。ただ子どもなのでどうなるか分かりません。」とあやふやに言われていたので…。
それで、その子が律子先生と同じ協会の人からマッサージをしてもらっている、という話を聞いたので、近くでやっている人を探したら、律子先生がいらっしゃったんです。
Q.リハビリなどはされていなかったのですか?
ネットで調べていた時に、「PVLの子は早くから始めた方が良い」「やった分だけ結果がついてくる」と書かれていたので、病院に掛け合って生後半年ぐらいからPTのリハビリを始めました。でも、リハビリをしていても特に何も変わっている気がしなくて…。これだけで足りているのかなぁ…、もっと何かできないのかなぁ…とずっとモヤモヤしていました。
うちの場合は仕事の関係で、1ヶ月母子入院とかは非現実的でしたし、無理してやっても続けられなければ効果も期待できないと思っていたので…。その点、律子先生のところは訪問で自宅まで来てくれるので、その意味でも助かっています。
Q.実際に施術を受けてみてどうでしたか?何か変化はありましたか?
本当は人見知りする方なんですが、律子先生の時は最初からしませんでした。むしろ今では先生が来るとバタバタ大喜びしています(笑)
週に1回来てもらっているのですが、マッサージをしてもらうと身体が本当に柔らかくなります。抱っこをした時の硬さも全然違いますね。手がピーンとなっていたのが、首にグッと捕まってきたり、あんよもダーンってなっていたのが、私の体をカシっとロックするみたいになったり(笑)
あとは本人も動きやすいみたいで、あっちこっち動くようになりました。イタズラも増えましたね。動きたくてしょうがないみたいで、ずり這いのスピードも早くなりました。保育園の先生から、「お昼寝の時間中に、いつの間にか隙間を縫って端から端までずり這いで移動していてビックリしました!」と言われたぐらいです(笑)
Q.はりの方はどうですか?変化はありましたか?
すごいありました!装具を履かせるのに一苦労してたんですが、足がフニャって柔らかくなるので、すぐに履かせられるようになりました。PTの先生も訓練する時に柔らかいとやりやすいみたいで、「はりはすっごく良いね!」と言っていました。今では「ココを柔らかくしてもらってきて」みたいに指示をしてくれるので、チーム医療みたいになっています。
あと、よだれがダラダラだったので、それ用のはりもしてもらったんですが、よだれがだいぶ減りました!しかも最近今まで喋れなかったのに、「パパ」とか「おかえり」って言えるようになって、CMの歌も歌うようになったんです(笑)
Q.最後に一言、同じママたちに何かメッセージをお願いします。
どうしていいのか分からない、どこに相談すればいいのか分からない…、そんな風に一人で悩んでいる方も多いと思います。律子先生なら、身体をしっかり診てほぐしてくれるだけでなく、色んな相談にものってくれるので、一度ご相談してみて下さい。とっても優しい先生なので、子どもたちもすぐに好きになると思いますよ。
患者様アンケートのご紹介
動ける筋肉のベースを作るために、なくてはならないものです!
(かな君、8歳男子、急性脳症、都築区)息子は2歳半で急性脳症になり、突然体はグニャグニャになり、首も据わらない赤ちゃんに戻ってしまい、右半身も麻痺で硬くなり、食べることも話すこともできなくなりました。その後何度かの母子入所を繰り返し、4歳頃には食べること何とか座ることができるようになっていました。
しかし、毎日の生活の中で息子は座位を維持するために背中の緊張を高める、またてんかん発作で特に右半身の筋肉が緊張するということもあり、側弯や手足の変形は体の成長とともにより気になっていました。そんな時に障害児のマッサージがあると知り橋本先生に出会いました。
週に1度受け続けてもうすぐ4年になります。幸いなことに今の息子には側弯や手足の変形もなく、座位では背中の緊張もなくなりました。リハビリや学校での生活が少しハードだった時でも、週に1度筋肉をほぐしてもらえることで、本人も体が軽いのか、ますます動けるようになってきています。
私は毎回マッサージ中に息子のてんかんの状態や学校やリハビリでどこを頑張ったかを伝えています。すると先生もすぐにいつもと違う体の部分を見つけ、しっかり優しくほぐしてくれます。また入院などでマッサージに来てもらえない時は、私でもできるマッサージも教えてくれています。
私は息子が自分で少しでもやりたいことをできるように成長する為には、もちろんリハビリも必要ですが、動ける筋肉のベースを作るために、マッサージこそなくてはならないものだと思っています。息子も毎回気持ちよさそうで、終わった後はとてもご機嫌です。子供の可能性を広げるためにも、障害を持った子供は誰でもすぐにマッサージを受けることができるようになってほしいと思います。
マッサージを受けた日は装具も着用しやすいです
(ゆまちゃん、4歳女子、PVL、横浜市)PVLのため身体が硬く、歩行練習が始まってから足首と膝を中心にさらに硬くなってしまいました。硬いままでは歩行が難しいと感じマッサージをしたかったのですが、マッサージやストレッチに関する知識がなかったので、こちらを利用させていただきました。
娘は少し人見知りですが、すぐに慣れ、毎回楽しく受けています。マッサージを受けた日は装具も着用しやすく、歩行練習もスムーズに行うことができている印象です。
子供のために何か少しでもしてあげたい!と始めました
(ゆう君、2歳男児、脳室周囲白質軟化症[PVL]、四肢体感機能障害、川崎市宮前区)Giftを利用するようになったきっかけは、webで障害児マッサージを知ったことです。まだ小さく、療育センターのリハビリも始まっておらず、子供のために何か少しでもしてあげたいと言う気持ちからでした。
訪問マッサージなので、自宅に来て頂けていただけて、とても便利です。脳性麻痺で体の強緊張や関節の拘縮が心配だったのですが、週1回来ていただいて診ていただけるので安心材料になります。医療保険内で診ていただけるので負担もありません。
初めは泣いてばかりでしたが、今はとても楽しそうにマッサージを受けています。とてもお勧めです。